野外撮影の撮影許可について
野外撮影での撮影許可は必要か?
YES / NO でいうと、取らなければいけない。ですが、
実際は取っていないことのほうが多いのではないでしょうか。
万が一来園者とのトラブルがあった際などに、許可は取っておいた方が良いかもしれません。また、公園によっては途中で撮影を中止にされてしまいます。
◆公園の許可について
公園の撮影許可申請は、かなり簡単な用紙記入の場所が多いです。
・代表者名、住所、電話、撮影人数、機材、撮影場所を書くくらいで、わかりやすいです。
・庭園系の公園はほぼポートレート撮影の許可は下りません。○○公園というところが許可を発行しています。
・ゴールデンウィークや桜の時期など、混雑が予想される時期は許可を出していない公園が多いです。
◆撮影の許可について
基本的な考え方は、一般来園者と公園に迷惑をかけなければ撮影をしてもよいです。という許可です。
来園者が最優先となり、撮影チームは一般来園者の邪魔をして撮影をしてはいけません。これは路上撮影でも同様ですが、一般来園者や通行人にとっては、撮影をしている自分たちが邪魔なのであって、カメラマンから見た画角に入ってしまう人が邪魔なのではありません。
敷地内で撮影をさせていただくということを忘れず、ルールやマナーを守って撮影しましょう!一人一人が守れないと許可を発行してもらえない施設が増えていってしまいます。
◆都立公園の撮影料金
写真撮影時の人数と料金、専有面積(申請面積)
*動画撮影は料金などが異なります。
3人(5人): 1時間100円 専有面積 30㎡
4-10人: 1時間300円 専有面積 100㎡
11人以上: 1時間700円 専有面積 100㎡以上
*スタッフを含め、撮影許可は15人までの公園が多く、それ以上の1組の大人数を受け入れてくれる公園は少ないです。12人×2組などでの別団体での申請をすることにより、人数を若干増やすことはできます。この場合、他の来園者の邪魔にならないよう、基本的には各団体は離れて一緒になることのないようにしましょう。
*区立公園では、1時間1700~5000円以上する場所もあるため、事前確認が必須です。
◆申請期限
・3日前までにFAXの公園が多いので、比較的ゆっくり申請しても許可がおります。
区立公園などは1週間前までのFAXが多いです。
未だFAXでの申請の公園がほとんどなので、その辺は改善してほしいですね。。
・人気の公園、葛西臨海公園や代々木公園の場合、撮影許可を出す組数での締切があります。予定が決定している場合は、早めに申請しましょう!
・取得したい場合は、各公園のHPに撮影申請のダウンロードページがあります。
・公園により、週末は許可を出していない、曜日を限定しての許可発行の公園もあるため、慣れていない方で初めて申請する場合は先に電話確認をすることをお勧めします。
*あまり機会がないかもしれませんが、国立公園の大規模イベントの申請は、申請用紙が15-25枚前後記載をしないといけないため、余裕を見て申請がおすすめです。また、締切りが1か月前までに申請完了が期限となります。
都立公園の許可はスタッフ含め3名までのグループの場合、1時間 1組100円の料金で撮影許可が取れます。
※備考※
◆区立公園や市立公園の撮影料金は高い場所が多いです。各公園や自治体に確認をしてください。
◆代々木公園は撮影許可にうるさく、公園入口にカメラは許可を取ってくださいの記載とマークがあります。ポートレートと動画撮影には、注意がすぐ来ますが、花や鳥の撮影などにはしていません。カメラは許可を取ってくださいでは?と疑問です。
・許可証をもらう管理事務所が、原宿駅と反対の代々木公園駅側にあるのでとても不便です。
・許可を取る団体に対しても電話対応が邪件にしてくるため、許可をとるのもストレスになります。許可を取るのは権利ですし、ルールを守ろうとして申請してくる人に対して、邪険にするのはお門違いかと。何度も対応がひどかったため、国土交通省と管轄の辰巳の森公園に一度クレームを入れたら、電話番の方が女性の方になり対応が良くなりました。対応がひどい場合、お上に当たる場所にクレームを入れてあげましょう。
◆撮影の許可を取ると、撮影許可の腕章や旗を渡されます。
お台場系の公園は、撮影当日に公園管理スタッフが撮影許可の腕章をつけた団体を見つけ、許可を取っていますか?と、よく声をかけてきます。スタッフ的に、腕章をつけている人に声をかければ、取っていない人に比べ穏便に済む、また腕章番号を聞くことにより日報に記載ができるので、仕事をしているふりが。。というところでしょうか。かなりの確率で声をかけてきます。スタッフが寄ってきたら腕章の番号をすぐに伝えてあげましょう。